スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

西洋かぶれ

酒を飲む。ネットサーフして、興味深い記事を見つける。
やっぱり人類は滅亡することがNASA出資の調査で判明。資源浪費と貧富二極化で
http://www.gizmodo.jp/2014/03/nasa_64.html

まぁ内容は内容として、私が引っかかったのは次の一節だ。
ローマ帝国も、それに劣らず高度だった漢文明も、モーリャ王朝文明もグプタ朝文明も、数多あるメソポタミア帝国の文明も、みな崩壊した。
はあはあ、さいですか。…んんっ? モーリャ王朝って何?

これでもユマニストだし、歴史で教養の基礎を作った上に、私を直に知っている人ならご存じの経歴もある。すなわち、私の知らない大文明や大王朝があるはずがない、と思っている。引っかかったのはそれゆえだ。

仕方がないから引用元のリンクをたどり、原英文を見る。何が嫌いと言って、英語ほど嫌いなものはない。実のところ北京語なみには英語は出来るし、ロシア語よりよほど達者なのだが。押しつけるばか者が多い言葉はやはり嫌いだ。

該当の部分を探すだけでもやや時間がかかる。その部分Mauryanをコピペしてググる。検索結果が落ちた瞬間に、あ、あ、あ、と気付く。なんだ、アショーカ王で高校教科書でも有名な、マウリヤ朝の事じゃないか。
Mauryan.png

モーリャ王朝。なんでこういう訳付けるかね。ググればすぐのことなのに。いや、英文のページしか出てこないから、ググってもわからんのかも知れない。それ以前に、気の利いた中学生なら知っている、マウリヤ、と言う言葉を知らんようだ。

私が半可(はんか)な外国語(とりわけ英独仏西チュコク語)をぺらぺらしゃべる連中を、小ばかにする理由はこういう事だ。語学だけ出来ても何の意味もない。その意味するところを理解できないなら、それはその言語も出来ないと言うことだ。
ノードのギークがマッシュアップにフィーチャーすれば、コモディティ化してマーケットバリューのパフォーマンスがダウンする。
(とある訳書の抜粋要約、ただしうろ覚え)
怠惰な阿呆の文章に相違ない。これで金取る図々しさにも気付いておらん。

対して私には陥穽(かんせい)がある。文脈から見て、ローマ・漢・グプタ(=インドの王朝)と並べたからには、モーリャなる王朝は、必ずインド以外のそれだと思い込んだことだ。それが、Mauryanを見た瞬間に気付かなかった理由だ。

いやその前に、モーリャのカタカナから、じかにマウリヤを連想できなかった原因だ。いくら飲んでたとはいえ、対句を重んじる、漢文的既成概念にどっぷり漬かっているとも言える。いかんいかん、頭が固くなっているなァ。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

同じ疑問を感じ、ググったらここに来ました。
疑問が溶けました。ありがとうございました。

Re: No title

ご訪問ありがとうございます。
プロフィール

九去堂

Author:九去堂
乗騎と、美酒と、かくもロクでもないこの運命を讃えて


九去堂(きゅうきょどう)、またの名を他莫阿弥(たもあみ)、逐電齋、不羈庵(ふきあん)。賭場往来人、ケロ教徒、大学院デビューの不良。天涯孤独にしてあるじを持たず。よく酒を飲み、煙をふかし、馬に騎り、わずかに稼ぐ。世になきものはこの手で作るべしと思へり。晴読雨読、時に刀槍を振るう。振らば稽古なりとも、仇なさぬに得物を当てるを嫌う。死後に世無く、生前も無し。バクチを嫌い仏法を好むラララ科学の子なれば、神無くまた唯物の誤りをも知る。

人知らずして憂いなし。

カウンタ
リンク
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。